2020/03/07 (土)
●日々
なんかちょと頭痛くて横になってたらそのまま寝てしまって起きたら日が沈んでてこんばんは(…。)
なんか話題(?)の日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来って記事読んだんですけど、確かにこれインタビュアーの知識がなさ過ぎでかみ合ってねえですね。Webメディアはこの程度で仕事になるんだからいいよなーと素朴に思う。それはそれとしてアニメーター片渕須直(59)が言ってる「作り手の意識があまりにも現在のアニメーションに同調しているから」は過去宮崎駿も言ってた「今のアニメーターはアニメからアニメを習ってる」って事なんですよね。ただ、今の時代にクリエイターが東映動画時代の様な意識の高さを持つのは難しいんじゃないかなー。そもそも「アニメ」を作りたい人ばっかで「物語」を作りたい人ってそんなに居ないのでは?とも思うけど。そんなガラパゴス島の中の伏龍みたいな人を引き上げてくれる(お金を出してくれる)システムになってないのが「心配」って事なんだろなー。「子供向けアニメ」に限らず今のアニメってバラエティ番組みたく「席」が決まってるんですよね。なのでスキマ狙いになってしまうのは確かに。これも何度も言ってるけど俺が同人誌始めた頃は俺みたいなのしかスキマに居なかったんですけど今は各スキマがジャンルとして確立されててびっくりなんですよね。メインとサブが入れ替わっちゃってるのを感じます。まあ、これをコンテンツの「危機」として捉えるかは観測範囲の問題ですけど。個人的にはロングウェイノースや羅小黒戦記を見た所為で「あっ日本のアニメってもう負けてるわ…。」って思っちゃったので。まあ勝ち負けの場に出なければ良いってのはあるけど。ただガラパゴス化したものは速攻淘汰されるから。「問題」ってのはそこらへんなんだろうな…。あと片渕監督の提唱する「後期思春期」ってピーターパン症候群とも違う的確な言葉だと思う。
あとガラパゴス化に際してもジャンプでチェンソーマンが人気だったりでそういう「スキマ」はよく言えば多様性とも言えるのかなと。チェンソーマンと言えば魔神の名前ってパワーが能天使でビームは智天使(ケルビム)でプリンシは権天使(プリンシパリティ)ですね。どうでもいいですね。
【アニメ感想】
▼恋する小惑星
アオちゃんがミラちゃんちに居候するために母親を説得したりするお話。アオの母親役が久川綾なんだ。セーラーマーキュリー青いしな(そこじゃねえ)。つか気付かなかったけどミラの母親役が西村ちなみなんですね。アニメ向けの声だなーやっぱ。つか西村ちなみも母親役やる時代なんだな…。あんまり家族ドラマ的な事はやってなかったけどその辺は本筋ではないので別にいいんだけど作り手側としてそういう演出やるのも大事なんじゃないかなーと思ったり思わなかったりだ。片渕監督のインタビュー読んだ所為だ。すぐ影響されるマンだ。んでBパートはモンロー先輩と東山奈央先輩の卒業式。ここでモンロー先輩からの視点入れるのは上手いと思った。単なるモブじゃなかったんだ(ひどい)。そして速やかに2年生編が開始されてて「NEW GAME!」とおんなじ構成だなーと思いました。最近は同じ時空を毎年繰り返さないのね。なんかリアルタイム至上みたいなとこあるな。まあ、コンテンツの主目的が「感動」より「共感」に移ってるから…。それはそれとして上坂すみれが卒業して諸星すみれが入ってくるのちょっと面白いな。
▼歌舞伎町シャーロック
モリアーティがシャーロック・ホームズを都庁におびき出して痴情のもつれからの投身自殺というクソムーブで「なんで…?」ってなった。なるほどシャーロック・ホームズと落語を合わせたまったく新しいアニメではなくてシャーロック・ホームズとBLを合わせたまったく新しくないアニメなんだなこれ。BL界隈で人気なのかは気になるところですがお話としては火曜サスペンス劇場的だなーと思いました。まあまだ最終回迎えてないけど。それはそれとしてCR火曜サスペンス劇場て。 20:49
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